「かんらんしゃにのったよ」
ちいさなかがくのとも 2018年6月号
福音館書店
ぶん 安江リエ
え 斉藤 俊行
『今日は、観覧車に乗って空の旅。ゴンドラが上がるにつれて、歩いている人や車がだんだん小さく見えるよ。遠くにたくさんのビルや高速道路、タワーが見えてきた。ゴンドラは、ゆっくりと空高く上がっていき・・・・・・てっぺんに到着! ぼくの頭は空の中。ぼくの手がするする伸びたら、雲にだってさわれるよ。何だか「おおおとこ」になったみたい!』
2018年5月1日発売
それでは、わが家の広報担当からのメッセージです。この絵本を読んでみていかがでしたか?
「風景がきれい。観覧車がとても大きく感じた。見開き3ページにもわたってトイレにかけこむ男の子が笑えた。よっぽどもれそうだったんだよ。」
「この絵本は傑作!はじめて観覧車に乗る主人公のおとこの子のドキドキわくわく感が楽しかった!」
ということでした!
作者の安江リエさんからは、折り込み付録の中で以下のようなありがたいお言葉を頂きました。
『観覧車の魅力を存分に引き出して、「ぼく」の見ている細々としたものから広々とした景色、光や風や空気までを描いてくださった斉藤俊行さんに心から感謝しています。この観覧車が本当にあったらいいのに!乗ってみたい!!と思わせてくれます。』
そして、担当の編集の方は、こんなにカッコイイ店頭宣伝用ポップを作って下さいました!
さらに、この絵本の絵の中には、サブストーリー的要素として、たくさんの楽しい仕掛けが隠されています。たぶん大人より子どもの読者のほうがたくさん見つけられるんじゃないかな。機会があれば紹介したいと思います。何はともあれ、この絵本の観覧車は、様々なタイプの、いくつもの観覧車を取材して、それらのよいところを集めて作りだした、ある意味では世界一の理想的な観覧車です。是非みなさんも、この絵本の中でしか味わえない究極の観覧車で、空の旅を楽しんでください。乗車賃は、たったの400円。何回でも乗り放題です!